ラジエターおよびエアコンコンデンサのお話です。

 

 

 

バンパーをぶつけた(ぶつけられた)お車を見ると、パッと見では大したことないのに実は結構被害が・・・・というケースがあります。

 

以前にもバンパー関係の投稿でそのようなお話をしておりますが、今回はラジエターやコンデンサのお話ということで、少々写真などをご紹介いたします。

 

 

 

ラジエターやコンデンサはバンパーの奥にいます。

殆どの場合、バンパーのロワグリル(バンパーの下の穴)を覗いて見えるのはエアコンコンデンサで、その更に奥に重なるようにラジエターがいます。

 

ラジエターはエンジンの冷却水を、エアコンコンデンサはエアコンのガスを冷やすためのもので、細かく折り重なったウネウネの部分が風を受けてガスや冷却水を冷やすようになっています。

 

 

バンパーをぶつけると、バンパー自体は弾力があるので凹んでももとにもどったりするのですが、奥に凹んだ際にバンパーの奥のコンデンサに当たってしまうことが多々あります。

 

↓こんなかんじ

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保険で修理する場合は交換しますが、現金でのお支払いの場合は交換しないケースもあります。

 

 

 

多少当たった形跡があっても問題ないことも多いのですが、将来的にそこのキズが原因で漏れの原因になる可能性がありますし、大丈夫に見えても「100%問題ない」とは言い切れませんので、基本的には交換をお勧めします。

 

 

ただ、予算などの関係で何かを我慢しなければならないとしたら、リスクもご説明したうえで交換せずに他の損傷を修理することもあります。

 

 

 

 

 

今回のコンデンサに限らず、「キズがあるから全て交換!」という見積りは致しません。

 

 

 

 

お客様のご要望をお聞きしながら、ちゃんとリスクやデメリットもご説明して、最適なお見積りをさせていただきますので、お気軽にご来店ください^^