本日はマスキングのお話です。

 

 

塗装をするとき、塗装しなくてよいところをマスキングテープなどを使って隠すのですが、ただ隠せばよいわけでもなく、やはり技術が必要だったりします。

 

 

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丁度、古城鈑金イチバンの塗装職人がマスキングしておりました。

 

 

 

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物凄い勢いでテキパキとテープを貼っています。

 

 

 

 

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あれ?

フロントドアを塗るのに、そんなとこまでテープを貼るんですか???

 

 

 

 

 

と、これは実は、隙間をテープで隠しているんです。

 

ドアとボディの隙間やバイザーとの隙間をテープで隠して、「ミスト」と呼ばれる塗料の飛沫が入るのを防ぐのです。

 

 

塗装は結構な勢いで塗料をブワーッと吹きかけますので、細かい隙間を通路のように伝って、思いもよらないところに細かな塗料が噴き出てきます。

こっちのドアを塗っていたのに、あっちのドアにミストが・・・なんてこともあります。

 

 

どこをどう伝っていくのかは経験で防いでいきます。

 

 

 

良い仕上がりのためには、塗装前の細かな作業の積み重ねが必要なんですね。

 

 

 

 

 

見えないところの作業も手を抜かず、しっかりと仕上げていきます^^